痔によくない食べ物

痔にならないために、もしくは痔の症状を悪化させないためには、痔によくない食べ物を極力、口にしないという方法が一つの手段として挙げられます。
ポイントは、便の状態です。
トイレに座っている時間が2分以内で、歯磨き粉ぐらいの固さの便が排出されるのが理想とされています。
ゆえに、このような便を毎日キープできるような食生活を送ることが大切です。

 

【できるだけ避けた方がよい食べ物】

トウガラシやワサビなど、辛い食べ物ばかりを食べていると、痔を悪化させてしまいます。
刺激物はほどほどにして、痔の症状がひどい際は、避けるようにしていきましょう。

また、お酒は禁物です。
曽我外科医院でも、術後の飲酒は当面控えるように指導しています。

また根菜類など、繊維質が多い食物を極端に多くとりすぎるのも、便の事を考えるとあまりよくありません。
とは言いましても、繊維質は体に良い効果もありますので、適度な量を摂取するようにしましょう。

 

【痔の症状がひどいとき】

体調不良などの時、「消化のよいものを食べましょう」と言いますよね。
痔の症状がひどいときも全く同じです。
便を理想的な状態にキープしたいので、うどんなど消化のよいものを食べるようにしましょう。