巻き爪になる原因【遺伝・加齢】

皆様こんにちは!埼玉県さいたま市の曽我外科医院に隣接する「フスフレーゲサロン」の代表、フスフレーガー曽我彩子です。
巻き爪になる原因に、「遺伝」「加齢」があります。
今日はそのお話をさせていただきましょう。

 

まず遺伝に関してですが、これは「ないわけではない」というレベルのお話で、ケースとしては本当に稀です。
たとえばくせっ毛の親御様から、必ずくせっ毛のお子様が生まれないのと同じと考えていただいてよいと思います。
ただ、これはとても面白いことなのですが、足の形や足の爪の形は親御様にそっくりということが一般的で、そのような意味で考えますと爪の質が似ているなど、遺伝と捉えてもよいのかもしれません。

 

そして加齢に関してですが、年齢が上がれば必ず巻き爪になるというお話でもないので、ご注意ください。
ただ皆様ご存知だと思いますが、高齢になるとだんだんと爪が厚くなってきます。
これは、爪の伸びる速度が若い頃よりもスローペースになり、その分厚みが出るというメカニズムです。
そこにさらに、加齢によって爪内部の油分・水分が失われていきます。
爪が厚くなってきている分、爪の乾燥が進行してしまいます。
爪というのは、乾燥が進むと縮みます。
それによって巻き爪が起こりやすくなっていくのです。

 

爪が厚くなっている分、巻き爪になりますと炎症などの問題が深刻化します。
年齢的な衰えから、自分でケアを行うことも難しい状況であったりすると、近くにいらっしゃる方が気が付いたときには、大変な事態になっているケースも多いです。
実際のお話、フスフレーゲサロンへご高齢のご家族をお連れいただくことは大変多いのですが、状況的にはとんでもないことになっている場合も少なくありません。
ご家族も心配そうで、こちらまで胸が痛みます。

 

先ほどお話をさせていただきました通り、高齢になりますと爪の性質上、それまで巻き爪を経験したことがない方でも知らぬ間に巻き爪になっていることがあります。
近くでお世話をなさっている方は、足の爪のチェックをできればこまめに行っていただければと思います。
そして巻き爪に気が付いた際は、なるべく早めにフスフレーゲサロンへお越しいただき、ツメフラ法による施術をおこなって巻き爪を解消してまいりましょう。