巻き爪になる原因【内的要因】

皆様こんにちは!埼玉県さいたま市の曽我外科医院に隣接する「フスフレーゲサロン」の代表、フスフレーガー曽我彩子です。

ここ数回のブログに分けて、巻き爪になる原因についてお話をしてまいりました。今日で最後になります。
その原因は「内的要因」です。
今までご説明してきたものはいわゆる外的要因ですので、ちょっと内容的に異なります。

人間の爪は、三層になっています。
トッププレートと呼ばれる第一層、ミドルプレートと呼ばれる第二層、アンダープレートと呼ばれる第三層で構成されています。

この一番下の層、アンダープレートは水を吸って膨らむ性質を持っています。
アンダープレートの細胞は横一列に並んでいるのですが、このアンダープレートが水分を吸うことで細胞が大きく膨張し綺麗に並んでいた細胞がはみ出るのです。

ここからが厄介で、この一度膨張してはみ出た細胞は、乾燥しても元に戻らないのです。
それを何度となく繰り返していくことで、アンダープレートだけがどんどん横幅が狭くなっていき、トッププレートとミドルプレートが巻きやすい状況をつくっていってしまうというものです。