巻き爪になる原因【歩き方】
2017.12.07更新
皆様こんにちは!埼玉県さいたま市の曽我外科医院に隣接する「フスフレーゲサロン」の代表、フスフレーガー曽我彩子です。
巻き爪になる原因の一つに、「歩き方」があります。
そうお話をすると、ビックリされる方も多いかもしれません。
実際、「歩き方が原因になるとは、考えもしなかった」とおっしゃった方もいらっしゃいました。
まずは関節などに問題を抱えており、本来の歩行ができていないというケース。
このような場合、足に通常ではかからない変な力がかかってしまっていることが多いです。
片足だけに、負荷が大きくなってしまっていることもあります。
それが原因となって巻き爪を引き起こしてしまうことがあるのです。
これに関しては、ケガや病気による関節などの問題を排除することが巻き爪の予防に直結します。
治療が可能なものに関しては、まず外科、皮膚科、整形外科等での治療を優先してください。
また中には、難治性のものもあると思います。
このような場合は巻き爪の予防策を講じるために、ツメフラ法の施術を行うのがベストになるでしょう。
次に、履いている靴のサイズが合っていないというケースです。
特に靴のサイズが多きすぎる場合、歩行の際にきちんと歩けません。
そうすると足の指に力を入れて歩いていることが多く、それが巻き爪の原因となってしまうのです。
世の中、「オーダーメイドの靴しか履かない」という方ばかりではありません。
逆に、既製品の靴を購入する人の方が大半かと思います。
それでなければ、巷に存在する靴屋さんは廃業してしまいますね。
そして既製品を購入するにあたっても、シューフィッターのアドバイスを受けて購入しているという方は少ないと思います。
(シューフィッターというのは、シューフィッティングの専門家です。靴というのは靴を選ばれる方の健康管理に影響を及ぼすということを念頭に置き、足に関する専門的な知識とその方に合う靴を見出す技能を持っていて、足の疾病予防を考えた靴を提案してくれるのです。)
そう考えると、自分のサイズに合っていない靴を履いている方って、意外と多いのではないかと思います。
靴のサイズなどが原因で歩行に問題がある場合、巻き爪を予防するためにはまずは、自分に合ったサイズの靴を履くということが重要になってきます。
サイズというと、いわゆる「〇センチ」という長さのサイズを思い描きますが、幅なども含めたサイズです。
オーダーメイドで靴をつくる、シューフィッターのアドバイスを受けるというような工夫も一つの手段かと思います。
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